・筋肉は歳をとっても成長する。
かつては 「ぎっくり腰になったら痛みがあるうちは横向きになって安静にしておきなさい」などと指導されていました(今でもそういうお医者さんはいてらっしゃいます)。
病院で手術をしたら しばらくは安静にしてある程度したらリハビリを開始して退院までに長い日数をかけていました。
しかし 今ではそのどちらも「非常識」になっています。
厚生労働省調べによると、ベッドで安静に寝ているによる事による筋力低下について以下のような調査結果が出ているそうです。
1週間寝たきりの場合・・・筋力が20%低下
2週間寝たきりの場合・・・筋力が36%低下
3週間寝たきりの場合・・・筋力が68%低下
4週間寝たきりの場合・・・筋力が88%低下
5週間寝たきりの場合・・・筋力が96%低下
昔の宇宙飛行士が 無重力の宇宙から地球に帰ってきた時に立つことが出来なかったのと同じです(今の宇宙飛行士は宇宙船内で毎日2時間のトレーニングをする事で筋力を維持しています)。
そして 衰えた筋力を戻すために必要なリハビリの期間は寝ていた期間の何倍も時間と体力を必要とします。
そんな事もあり 近年では手術後も翌日くらいから歩行させる病院が増えています。
2016年の厚生労働省の調査では20代の女性で週2回以上・30分以上の運動をしている人の割合が8%と発表されました。
しかし 70歳以上の女性になると36.3%になります(70代の男性は56%)
様々な理由が考えられますが 「太ったから」「病気になったから」「医者に痩せるように言われたから」という理由が大半を占めると思われます。
いずれ身体を悪くしてから運動するのなら 身体が悪くなる前に運動する習慣を身につけておいた方が良いのは明らかです(遅かれ早かれ運動しなければならないなら)
人間は 「重力に抵抗して立つことによって鍛えられている」のです。
健康でいたければ「死ぬまで」立って身体を動かし続けなければなりません。
そして 「より健康でありたいならば 運動をし続けなければなりません」
和歌山医大の田島文博先生は革命的なリハビリテーションを患者さんたちに実践して 寝たきりだった方に一日8時間、3000回のスクワットを課して1か月で歩けるようになりました。
「歩けないから寝たきりになったのではなく 歩かないから寝たきりになった」という事です(もちろん全ての方がそうではありません)
鍛える事で健康に長生きする事ができます。
国民全員がスポーツをするようになれば 医療費が20%抑える事ができるそうです。
これから必ず押し寄せる「超高齢化社会」を健康に過ごすには運動することが一番なのです。
RE-BONEがその最初のお手伝いをする事が出来たら幸いです。
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超高齢化社会が間違いなくやってきます。
身体を鍛えて 来るべき時に備えましょう
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